スマホ用除雪車状況ビュアーサイトを作成
秋田市全域の除雪車稼働状況を手軽に見ることができるスマホ用サイトをCode for Akita 運営メンバで作成しました.
ズームなどの操作が可能なページも用意しました.(位置情報の提供を許可すると,自分のいる周囲をズームします)
https://code4akita.org/snow/map.html
定期的に画像の更新を行っていますが,表示の更新はお手数ですが,手動で行ってください.
データは,秋田市建設部道路維持課 から許可を得て取得しております.
これまでも,秋田市が委託している業者のサイトで除雪車の稼働状況を確認する事ができました.
http://akitashi-jyosetsu.ndsoft.jp/public/map/
しかし,このページはブラウザ上でデータ処理を行うため,除雪車が多い場合には,スマホでは負担が大きく,表示されるまでに時間がかかっていました.
そこで今回,除雪車の位置をマークをマッピングした地図画像データをホスト側で定期更新行う処理を構築し,その画像を公開しております.
今回のページの手軽な使い方についてiPhoneを例に紹介します.
1:ブラウザを立ち上げます
2: code4akita.org/snow/ と入力します
3:[zoom mode]のリンクをタップします
4:自分の位置を利用するをokします
5:下にある出力のアイコンをタップします
6:ホーム画面に追加をタップします
7:見やすい名前で登録します.例:「除雪車位置」 など
8:ホーム画面にショートカットが現れるので,それをタップすればすぐにアクセスできます
自治体職員オープンデータ研修@札幌
10月1日に開催された、自治体職員オープンデータ研修に参加したカキザキです。
当日は主催者のVLED、株式会社三菱総合研究所の村上さんからのオープンデータ概論でスタート。 「データ活用で変わる社会」と題して、データ活用に取り組まなければいけない社会背景や活用による効果について説明がありました。
分かりやすい事例として、「ブラックジャックによろしく」の作者である佐藤秀峰氏がこの漫画をオープンライセンスにした件が紹介されました。2次利用可能な形で公開されたことより、「ブラックジャックによろしく」は、一時、アマゾンで無料で見ることができるようになったほか、2次利用が積極的に行われ、様々な広告媒体などで漫画の一部分が使用されることに。
その結果、この作品に触れる読者が増加して、佐藤さんのその他の作品の売り上げが増え、翌年のロイヤリティ収入が約7,000万円ほど増加したとのことです。
これは、コンテンツに魅力があればオープンデータは爆発的に拡がることを示唆しており、なぜ保有しているデータを2次利用可能な形で公開しなければならないのか、という問いに対して、分かりやすい答えになるものと感じました。