自治体職員オープンデータ研修@札幌
10月1日に開催された、自治体職員オープンデータ研修に参加したカキザキです。
当日は主催者のVLED、株式会社三菱総合研究所の村上さんからのオープンデータ概論でスタート。 「データ活用で変わる社会」と題して、データ活用に取り組まなければいけない社会背景や活用による効果について説明がありました。
分かりやすい事例として、「ブラックジャックによろしく」の作者である佐藤秀峰氏がこの漫画をオープンライセンスにした件が紹介されました。2次利用可能な形で公開されたことより、「ブラックジャックによろしく」は、一時、アマゾンで無料で見ることができるようになったほか、2次利用が積極的に行われ、様々な広告媒体などで漫画の一部分が使用されることに。
その結果、この作品に触れる読者が増加して、佐藤さんのその他の作品の売り上げが増え、翌年のロイヤリティ収入が約7,000万円ほど増加したとのことです。
これは、コンテンツに魅力があればオープンデータは爆発的に拡がることを示唆しており、なぜ保有しているデータを2次利用可能な形で公開しなければならないのか、という問いに対して、分かりやすい答えになるものと感じました。
東京都、公共データの活用を目指してワークショップを各地で開催
テーマ:
①本人も家族も安心できる「認知症の方の外出」支援
②誰でも気軽に外出できる「トイレの機能情報」の充実
“キャンプに特化したAirbnb”の「Hipcamp」 米国の若者になぜ人気
また、米国では国立公園に関するオープンデータをサードパーティーが活用し、国立公園への訪問者を増やそうというムーブメントが起こっており、このデータをうまく活用した企業の1つがHipcampだった。
「ウィキペディアタウン」って何? 我が街の魅力、世界に発信
「ウィキペディアタウン」という街歩きイベントが全国各地で開催されている。ただ街を歩くだけでなく、集めた情報をインターネット上の無料の百科事典「ウィキペディア」を通じて発信できるところが魅力という。キーワードは「世界発信」「異世代交流」「図書館」-。どんな街歩きなのか?
http://www.sankei.com/life/news/170816/lif1708160012-n1.html